事業内容

測量調査

測量において、3次元計測による深浅測量の分野にも精力的に取り組んでいます。
ナローマルチビーム測深は、水面下の地形情報を取得し、
不可視領域を3次元管理できることに大きな意義と価値があります。
当社では、培ってきた測量技術を活かしながら、計測計画から資料作成までを行っています。

マルチビーム測深

マルチビームソナーと、GNSSシステムを一体化させることで、目視確認できない水面下の地形を明確にして、高精度のデータと利用価値の高い基礎資料の提供を可能にしています。

高い技術力

水面下の図面等を作成する場合、機器の計測情報が頼りです。当社では平成15年度より技術者育成に取り組み、様々な検証を踏まえ、高い技術力で高精度なデータを提供しています。ダム堆砂測量においては、広域な3次元容量計算を行うため、高品質なデータの提供を可能としており、ダム管理者からの表彰を始め、高い評価を頂いています。

プレゼンテーション(ダム)
鳥瞰図(ダム)
プランニング

マルチビーム測深機で得た情報は、高密度、高精度な情報であり、現在まで培ってきたノウハウを活かして、既存地形の形状や目的に応じて、作業方法から3次元データを用いた容量計算・浚渫土量計算や各種図面まで有効活用できる内容を計画・納品いたします。

等深線図(ダム)
経年土砂堆砂分布図(ダム)
図面マルチビーム測深機

当社が使用するマルチビーム測深機は、全て国内メーカーで開発されています。国内で開発することは不可能とまで言われたマルチビーム測深機。ユーザー側として開発に携わり、一体型構成を開発いたしました。キャリブレーション誤差を一掃することで、精度の高いシステムを構築しています。

地上レーザスキャナを用いた測量(3Dデータ)

大規模災害等により人の立ち入ることの出来ない現場では、地上レーザスキャナを活用することで、安全な場所から短時間で高精度な3Dデータを取得することが可能となりました。
今後は、『i-Construction』等のさまざまな分野での活用が考えられます。

カラー点群データ
地上レーザー作業状況
地上レーザー俯瞰図

GNSS測量

米国のGPS、ロシアのGLONASSなどが運行・管理を行っている信頼性の高い測量システムです。複数の衛星から同時刻に送られる電波の時間差を利用する干渉測位は、精密測地の分野に用いられています。地上から約2万kmに位置している複数の人工衛星の電波を利用することで、常に高精度の座標を求めることが可能です。

GNSS
VRS

鉄道関連事業の測量

JR高架事業・踏切拡幅・停車場の配線計画・鉄道用地管理・鉄道関連事業等の測量になど、安全性が問われる鉄道計画の礎となる測量を実施しています。

JR熊本高架事業
門司・小倉間 平面測量