事業内容

道 路

安心・安全で心豊かな暮らしを実現させるために、高規格幹線道路から市町村道を含んだ多岐にわたる
プロジェクトを通じ、理想の交通ネットワーク形成を具体的な形にデザインしていきます。

道路設計

人、モノ、情報が行き交う基盤、地域の人々にとってもっとも身近で大事な社会インフラである道路には、利便性安全性、そして快適性が求められます。ドライバー、歩行者、すべての人を対象としたユニバーサルデザイン等の理想の道を描いていきます。

高規格幹線道路の整備

全国で合計延長14000kmの高規格幹線道路の整備が進められていますが、弊社でも、南九州西回り自動車道、九州横断自動車道延岡線などの高規格幹線道路整備における測量・設計を行っております。

津奈木IC
災害復旧の測量・設計

平成28年熊本地震によって大きな損傷を受けた俵山トンネルルート(県道熊本高森線)、長陽大橋ルート(村道栃の木〜立野線)では、早期供用に向けた災害復旧の測量・設計を行いました。

熊本地震発災直後(俵山TN入り口)
熊本駅周辺連続立体交差事業

熊本駅周辺連続立体交差事業は、長年にわたり地域を分断していた線路を高架化し、踏み切りなどを撤去することで周辺地域の一体的な発展に寄与します。弊社は、関連する側道・交差道路等の測量・設計を行うとともに、熊本県・熊本市・九州旅客鉄道株式会社などの関係機関との調整を図り事業を推進しています。

熊本駅周辺の地域を分断する線路

交通計画

地域社会の実情や時代の変遷に伴い、道路に求められる機能は大きく変わってきます。その中で交通計画には地域の将来の姿を的確に読み取ることと、正確さが求められます。地域密着型の事業展開を行っている当社では地域実情を直接感じ、ニーズに応える技術提案を展開、日常生活の不便さや不満を客観的に解析して課題を明確にした上で的確な解決策を提示します。

商業施設等の企業誘致
交通ミクロシミュレーションを用いた
県民運動公園駐車場渋滞対策検討業務
1

国勢調査の500mメッシュ人口を管内図に合わせて既存店舗を把握し、日常的な買い物に不便な地域を抽出。

2

商業施設の建設が可能な個所を抽出し、競合店舗の吸引率を考慮した商圏分析(ハフモデル)を行ない、吸引人口を算定する。

3

商圏分析結果等を踏まえた企業誘致資料を作成。

4

有力な出店候補地を決定し、周辺道路への交通影響評価を実施(道路管理者・交通管理者協議資料作成)。

景観デザイン

景観デザインで大切なのは、地域特性を深く読み、その土地の最適な答えを導きだすこと。単なる表面的な化粧を施すのではなく、場そのものを多角的に捉える力が必要です。当社では地元企業として、熊本の風景を日々見つめ、地元住民の視点で熊本の風景づくりに尽力しています。

海と暮らしに寄り添う空間を創出

世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつである三角西港を含めた港湾海辺空間創造事業では、三角駅・三角港の利用者が増大したことを受けて、三角東港広場において、海が見える空間を活用した地元住民の憩いの場、あるいは来訪者の交流広場となる空間づくりを熊本大学と連携して景観デザインを行いました。

三角東港海辺空間整備後 GOOD DESIGN AWARD 2017 ベスト100
三角東港海辺空間整備後眺望
美観と安全性の確保を両立

弊社は、電線を地中化し電柱を撤去する「電線共同溝」の設計を行っています。電線共同溝整備を推進することにより、都市災害の防止や都市景観の向上・バリアフリー化などを図り、今後の社会に対応した質の高い街並み形成に寄与しています。

熊本駅周辺整備事業(熊本市)
電線共同溝